年賀はがきの種類と特徴

年賀はがきの種類と違い・特徴について 基礎知識・豆知識

年賀はがきとは?

年賀はがきとは、「年賀特別郵便」の専用はがきのことで、毎年11月1日から日本郵便が当年限定のデザインのものを販売しています。

また、年賀はがきには年度や西暦などが記載されている他、「お年玉くじ」の番号や、切手部分にはその年限定のイラストが施されており、デザインも1種類ではありません。

 

年賀はがきの特徴の1つは「お年玉くじ」で、1枚毎に異なるユニークな番号が印刷されています。
年賀はがきには1枚毎に違う「お年玉くじ」の番号が印刷されている。
料額印部分に干支や風物詩が描かれています。
料額印部分にその年干支や風物詩が描かれている。

また、デザインが複数あるだけでなく、年賀はがきの用紙にも幾つかの種類が用意されています。
そのため、作り方や相手に合わせて最適な年賀はがきが選べるように、用紙の種類や特徴について紹介していきます。

 

年賀はがきの種類を知ろう

年賀はがきは、毎年複数のデザインで販売されていますが、実はデザインの違いだけではなく、用紙そのものにも幾つかの種類があります。

適切な用紙を選べるように、ここでは年賀はがきの種類と違い(特徴)について紹介します。

 

年賀はがきの用紙タイプ(用紙の種類)

年賀はがきには、普通紙、インクジェット紙、インクジェット写真用と大きく分けて3種類があります。

どの年賀はがきにするか選ぶ時に、デザインより先に確認したいのは、年賀はがき(用紙)の種類です。

年賀はがきには、最もオーソドックスな「年賀はがき(普通紙)」の他に、「年賀はがき(インクジェット用)」や「インクジェット写真用年賀はがき」といったモノがあります。

また、「絵入りはがき」といって、地域限定のイラストや、記念行事を冠したイラストがデザインされたものなど、寄附金付きの年賀はがきが販売される年もあります。

年賀状を書く際の作り方によっては最適な用紙が変わる事がありますので、用紙の種類を知っておくと良いでしょう。

※販売の有無やデザイン数はその年によって変わることがあります。

 

年賀はがき(普通紙)

文字などが手書きしやすい、一般的な無地の年賀はがきです。
切手部分(料額印部分)にお正月の風物詩が描かれているのが特徴です。(63円/枚)

※デザインや料金の最新情報は、必ず 日本郵便の専用ページ でご確認ください。

 

年賀はがき(インクジェット紙)

インクジェットプリンタでの印刷などに向いている、無地の年賀はがきです。
普通紙の年賀はがきと同じ料金で、切手部分(料額印部分)のイラストが、お正月の風物詩の他に、ディズニーのキャラクターをあしらったものなどもあります。(63円/枚)

デザインは様々で、料額印部分のイラストがディズニーのキャラクターのものなどもある。
※画像は2020年の年賀はがきです。デザインは毎年変わります。

※デザインや料金の最新情報は、必ず 日本郵便の専用ページ でご確認ください。
※レーザープリンターなど、染料インクではないプリンターには向いていません。

 

【よくある質問・誤解】

特に知られていないのが、「宛名面は普通紙もインクジェット紙も紙質は全く同じ」という点です。

どういう事かというと、実はインクジェットプリンターで印刷しやすいように加工が施されているのは通信面(デザイン面)のみで、宛名面に関しては特別な加工は何も施されていないんです。
つまり、宛名面だけプリンターで印刷する場合は、どちらの用紙を使っても印刷品質は変わらないという事になります。

※例えば、通信面(デザイン面)はプリントサービスや印刷通販で注文して、宛名面だけ自宅で印刷するといった場合も、宛名面の紙質は一緒なので、印刷屋さんが使うはがきの種類(普通紙かインクジェット紙か)は気にする必要がありません。

 

インクジェット写真用年賀はがき

特に写真の印刷に適したインクジェット用の年賀はがきです。
印画紙のような紙質で、普通紙やインクジェット紙の年賀はがきより少し価格が高めになります。(73円/枚)

※もしも年賀状印刷で通販サイトを利用する場合は、インクジェット写真用はがきは持込みに対応していない場合が多いので、注意しましょう。

絵入りはがき(寄附金付)

寄付金付きの年賀はがきで、料金のうち5円/枚が寄付金となる年賀はがきです。
「全国版」や「地方版」などがある他、通信面にも予めイラストが入っているのが特徴です。(68円/枚)

寄附金付年賀葉書の画像(2020年版)です。
※画像は2020年の年賀はがきです。デザインは毎年変わります。

※販売される種類や内容はその年によって変わりますので、必ず 日本郵便の専用ページ でご確認ください。

私製はがき

実は、年賀はがきを使わずに、私製はがきで投函することも出来ます。
ただし、私製はがきを年賀状に使用する場合は、必ず切手部分の下に「年賀」と朱書きする必要があります。
朱書きを忘れると、年賀はがき扱いされず年内に届いてしまいますので、十分に注意しましょう。

私製はがきで出す場合は必ず切手を貼り、その下に赤色で「年賀」と記載する必要があります。

また、年賀状を私製はがきで出すことには、次のようなメリットとデメリットがあります。

私製はがきのメリット
素材もデザインも自由!この世で1つだけのオリジナル年賀状が作れる!
ただし、規定サイズ・重量を越えると定形外郵便になり、別途料金が生じますのでご注意ください。
▼はがきのサイズ・重さについて|日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/two_size.html私製はがきのデメリット
お年玉くじが付いていない!
日本郵便が販売する年賀はがきと違って、はがき下部にお年玉くじの番号などの記載がありません。
そのため、お年玉くじを楽しみにされている方に出す場合は、少し残念に思われるかも知れません。

※なお、私製はがきで出すのはマナー違反では?と心配される方もいますが、ご安心ください。
年賀状は年始の挨拶を行う「お手紙」ですので、私製はがきで出しても失礼にはありません。

※投函時期(受付期間)は、年賀はがきで出す場合と同様に年賀特別郵便物取扱期間(12月15日~12月28日迄)になります。
12月14日より前に投函してしまうと、元旦を待たずに届いてしまったり、29日を過ぎると通常郵便と同じく消印が押されますので注意しましょう。

【私製はがきってなに?】

私製はがきとは、日本郵便が販売する「通常はがき」や「年賀はがき」などの切手を貼る必要がない葉書(※いわゆる「官製はがき」と呼ばれる葉書)以外を指します。

例えば、旅行先で販売されているような民間企業制作のはがきや、自作したはがき等が「私製はがき」にあたります。

 

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